背景
AWS EC2にローカルからSSH接続したかったが、EC2を起動させるたびにIPやFQDNが変わるので面倒だった。
接続の手間を減らすべく工夫できないか調べたところ、下記2通りのやり方があった。
方法 | デメリット・懸念事項 | 備考 |
---|---|---|
#1 AWSのElastic IPを使ってEC2のIPを固定 | 起動していないEC2に紐づくElastic IPには料金がかかる(起動中は無料) | |
#2 AWSのNLBとEC2を連携させ、NLBにSSH接続できるようにする | NLBの本来の用途ではなく、公式で推奨はされていない。原則#1のやり方が良い | ・NLBを含むElactic Load Balancerは無料枠あり(750 h/month) ・NLBにポート22で接続不可のため、別ポートでの接続が必要 |
上記#2で進める場合であっても、AWSから自動で発行されるFQDNは分かりづらい名前になってしまう。
であれば、せっかく独自ドメイン持っているのだし、
・独自ドメインで分かりやすいアドレスにできないかな
・さらにはAWS内のリソースはAWSのRoute 53で一括管理できないかな
と思い、調べてみたところ、サブドメインをRoute 53に権限移譲(デリゲーション)できるとのこと。
よーしやってみるか、とX Serverの設定画面を見てみたけど、DNSレコード設定にてNSレコードの追加ができない。
どうやらX Serverではサブドメインのデリゲーションができないらしい。。まじか。
ということで、このデリゲーションができる「お名前.com」にドメイン移管してやってみよう!というのが発端である
ちなみに、、X Serverで借りていたレンタルサーバーも、お名前.comで借りることにしたほうが料金払いとか分かりやすくないか?と思ったが、コスパ(特にスペック)がX Serverの方が良く、サーバー移行は見送りにし、ドメインだけ移管することとした。
移行の要件
要件 | 必要な作業・テスト観点 |
---|---|
ドメイン管理をお名前.comに移管する | ・X Server、お名前.comそれぞれで移行作業 |
Route 53にサブドメイン委譲する | ・将来を考えたドメイン設計が必要 ・一旦は.aws-devを委譲する |
レンタルサーバーはX Serverのまま | ・X Serverで運用しているwordpressへアクセスできるDNSレコード登録 ・X Serverで運用しているメールサーバーにメールが届くようにDNSレコード登録 |
移行作業
備忘録
NLB経由でEC2にSSH接続するアイデアが書いてあったサイト
ELB経由でSSH接続する | DevelopersIO
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